ハーブ通信 海外編
英国で出逢ったハーブ愛好家のおひとりを紹介いたします。
ロンドンから西に約200km・イングランド中央部にある丘陵地帯コッツウォルズ。
名前のごとく「羊の丘」で美しい町や村がイングランドらしい田園風景を作り出しています。
そのコッツウォルズの村のひとつコンダ―トン(CONDERTON)で「TOFFMILWAY」というお店を偶然見つけました。
陶芸家TOFFさんの自宅&仕事場&ギャラリーで、自然の恵みを愛しながら、穏やかに流れる空間の中で創造の世界を楽しんで生活している童話のような世界がそこには実在していました。
その日は日曜日~「日曜はお休み」と看板にあり、がっかりしていると「今日はお休みだけれど良かったら開けてあげますから寄って見て下さい」とTOFFさんが登場!
広い敷地には古い小屋と作業場とギャラリーが一緒になった平屋のお家があり、ガーデンには広い楽しげなハーブいっぱいの畑。
上を眺めると大きな林檎の木に大きなヤドリギがありました。
ギャラリー入口にハニーサックル・お庭のあちこちにネトルやマレインやルバーブ・手作りコンポストもありました!
彼の作陶のポリシーは普段の食事やティータイムに使ってもらえる陶器作りとの事。
果樹園の多い豊富な作物の育つこのような美しい場所では陶芸は食物を載せて使っってもらえる事が何より大事なのだそうです。
私も1つ小さな鶏のゆで卵の器(EGG STAND)を買いました。
仕事場とギャラリーは隣合わせでどちらも雰囲気満点★素敵です。
ハーブが家の敷地にたくさん育てられ、毎日生活に活用され、まさにハーブの歴史や関わりを感じるひとときでもありました。
横浜支部 池田 貴美子