「ガイア・シーズのボランティア」を実施しました 栃木支部 2017/5/12

栃木支部では2004年1月9日より「社会福祉法人 希望の家」(初代理事長 井深大氏)で園芸福祉ボランティアを行っています。
「希望の家」は心身にハンディキャップを持つ方々が利用する施設で、その目的は“多様な福祉サービスがその利用者の意向を尊重して総合的に提供され、(中略)自立した生活を地域社会において営むことが出来るよう支援する”(ホームページより)です。
「希望の家」の目的と栃木支部の理念の3本柱の一つである「ボランティア活動」が合致したため17年間、毎月様々なハーブやスパイスを用いた教室を開き、参加者方と共に癒やしの時間を共有しています。
今回5月12日の教室は会報誌N.287に紹介された「ガイア・シーズのボランティア」に共感し、さっそく提供いただき、実施しました。その様子を報告いたします。

「ガイア・シードを使って 皆でハーブを育てよう~」

  1. 参加者12名にボランティア4名。キットの説明を行います。
  2. 先ず土を入れ、その上に種を1種類ずつ袋から出して、種類ごとに種の形を観察する。
  3. 土と種をまんべんなく混ぜ、少しずつ様子を見ながら水を加えてこね、棒状にする。
  4. 棒状の土を参加者が1cm位にちぎり取って手のひらでコロコロと転がして種入り泥団子を作る。
  5. 種入り泥団子をアルミホイルの上に並べて乾かす。
  6. 予め用意しておいた鉢に種入り泥団子を並べる。(参加者はこの状態で持ち帰る)
  7. 泥団子が完全に乾燥したら(2、3日後)土に埋め、水をたっぷり注ぎ、日陰で管理する。
  8. 1ヶ月後。参加者が作った鉢の様子。ハーブが元気に芽吹いている。

2017年5月12日に実施させて頂き、その後一か月。
6月の活動で施設に伺った時に素晴らしく成長したハーブたちを拝見しました。
参加された方がとても楽しそうに育ててくださり、大変うれしく思い、お礼を兼ねてレポートさせていただきます。
諸事情で参加者のお写真は掲載できませんが、みなさんが泥団子を楽しそうに作られていた笑顔を拝見し、こちらも大変うれしい気持ちになりました。
ご参加いただいた方からは、やはり「種から芽が出て徐々に大きくなるハーブたちに日々感動している」とのご感想も頂きました。

栃木支部長 葛山幸子